カテゴリ:バレエ( 38 )




世界バレエフェスティバル2009

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3年に一度のバレエのお祭り、世界バレエフェスに行きました。
Aプロと、タマラ・ロホ主演の白鳥の湖全幕です。

3年前に初めて参加して、今回が2回目となります。
いまをときめく、世界の一流ダンサーたちが数多く集結する
ガラ・コンサートのお祭りです。
3年前は、「ノイマイヤーが嫌い」と言ってみたり、
マノンの沼地のパドドゥを
「フェリの髪が髪の短いのがいや」と言ってみたり(恥!)
そんな感想を書いていたようすです。
あれから3年。3年間で、たくさんのバレエを観たなぁ・・。
今回は「大好きなノイマイヤーが2作品も見られて感動!!」が
一番の感想でした♪
ひとの好みって変化するものですねー。

サラファーノフとシムキンがとってもよかった。
ジュテの頂点で静止する、あの浮遊感がすごい。
ロシアのバレエダンサーをもっとよんでほしいな。
デュポンとルグリの椿姫、カレーニョのディアナとアクティオン、
エレーヌブシェのオテロも洗練されていておもしろかった。
ヴィシとマラーホフのカシミールもよかった。
ジルロマンとコピエテルスのフォーヴはユニーク。

期待はずれだったのは、
ギエムのマリファント、水香さんのジゼル、
ポリーナとフォーゲルのマノン。
マリファントは、難しくて華がなかった。
ジゼルは、水香さんのぽやっとした個性が、
なんだか平坦な奥行きのなさにつながってしまった。
パからパへのムーヴメントや上半身の動きがぎこちなく、
静の中にもジゼルの「しなやかに強い意思」が感じられなかった。
マノンは、2人のコンビネーションがぎこちなくて
愛の喜びが感じられなかった。

バレエは難しいですね。。。

ロホは今回も素晴らしくて、
技術も演技も最高のオデット・オディールを観ることができました。
ちょっと鳥肌が立つほどの、
妖艶なオディールでした。回転技・バランス技も魅せてくれました!

Bプロが観られなかったのが残念。
また3年後に行きたいなぁ。

サラファーノフのドンキホーテのDVDを会場で購入しました。
とっても「当たり!」でしたよ。

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by kawaiicheeky2004 | 2009-08-21 08:55 | バレエ

マニュエル・ルグリの「ジゼル」2008年9月12日公演

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何度となく観た、東京バレエ団のジゼル・・・。
斎藤友佳理さんのユカリューシャ公演、マラーホフで2回。
4回目になるのかな。その4回とも、ヒラリオンは木村さん(笑)。
今回のアルブレヒトは、大好きなルグリ先生です。

―主な配役―
ジゼル:斎藤友佳理
アルブレヒト:マニュエル・ルグリ
ヒラリオン:木村和夫

―第1幕―
バチルド姫:井脇幸江
公爵:後藤晴雄
ウィルフリード:野辺誠治
ジゼルの母:橘静子
ベザントの踊り(パ・ド・ユイット):西村真由美-横内国弘、乾友子‐宮本祐宜
阪井麻美-梅澤紘貴、河合眞里-小笠原亮
ジゼルの友人(パ・ド・シス):高木綾、奈良春夏、田中結子、
吉川留衣、矢島まい、渡辺理恵

―第2幕―
ミルタ:高木綾
ドゥ・ウィリ:奈良春夏-田中結子

今回、ど真ん中の2列目、という「かぶりつき席」が好きなわたしにとっては
最高のお席だったのです。
でも、会社を出るのが遅れ、さらになぜか
「東京文化会館」だと思い込み。。。。。
チケットのもぎりのお姉さんに指摘され、がーん!ってなって
一路五反田のゆうぽうとへ。。。。こんなの、初めてです。
結局、大幅な遅刻で1幕を全部見られず、という間抜けなことになりました。
悔しかったです〜。><
でもいいの。。ジゼルの見所は2幕だから。(←強がり。)

ルグリのアルブレヒトは、ノーブルでしなやかで、情熱的で
ため息が出るほど素晴らしかった。
斉藤さんのジゼルは、情感が籠った練り上げられた役づくり。
かぶりつきで見ていたせいか、表情の細かい部分まで読み取れ、
マイムのひとつひとつが胸に迫って、泣いてしまうほどでした。

でも、やはりテクニックは厳しい。。。
ジゼル2幕で最も美しいパドドゥ、中でもジゼルが
デヴェロッペしてアラスゴンドに足を高く上げる動き。
そのまま、アラベスク・・・・のポーズ、
まったく足が上がらず、ぎくしゃくしていて。
斉藤さんのダンサーとしての老いを感じてしまい、寂しかった。

バレエは、練られた演技・豊かな情感は若いダンサーには出せず、
熟練したダンサーにはテクニックの老いがあり・・・。
ベストな状態のダンサーを観られるということは、
瞬間、瞬間の希有なことであることを改めて感じました。

次回のバレエ鑑賞は11月。
シュツットガルドバレエ団の「オネーギン」と「眠りの森の美女」です。
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by kawaiicheeky2004 | 2008-09-20 22:44 | バレエ

東京バレエ団公演「ドン・キホーテ」2008

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ポリーナのキトリと、ウヴァーロフのバジルが楽しめる、
東京バレエ団のドン・キホーテを観てきました。
若いポリーナはとても楽しそうに演技をしていて、自然体なかんじ。
ウヴァーロフもナチュラルな肩の抜けた雰囲気。
でもでも、どうなんでしょう。
文化会館の舞台が狭いからなのか、オケがたどたどしいからなのか、
迫力や気合いを感じられず、、、、。ぽけーっとした舞台という感想。

東京バレエ団の日本人ダンサーは、相変わらず
悪くもないけれどよくもないという印象。
井脇さん・木村さんには、はっきり表現力の古さを感じる。
振り付けをなぞっているだけ、に見えてしまう。
小出さん中島さんのような才能のある若手が、伸び悩んでいるように見える。
まだ若いのに、小さくまとまっていて。
きれいでスムーズなんだけど、印象に残らない。
そう、東京バレエ団にはよくも悪くも「個」が見えないのです。

少し辛口目のusagiでした。
来月も東京バレエ団のジゼルです。アルブレヒトはルグリの予定。
東京バレエ団のジゼルは
セットや衣装は最悪だけど、ウィリは揃っていて綺麗なので楽しみ。

「ドン・キホーテ」キャスト(8/20)
◆主な配役◆

キトリ/ドゥルシネア姫:ポリーナ・セミオノワ
バジル:アンドレイ・ウヴァーロフ
ドン・キホーテ:野辺誠治
サンチョ・パンサ:高橋竜太
ガマーシュ:平野玲
メルセデス:井脇幸江
エスパーダ:木村和夫
ロレンツォ:横内国弘

—第1幕—

2人のキトリの友人:小出領子‐高村順子
闘牛士:中島周、横内国弘、長瀬直義、宮本祐宜、梅澤紘貴、安田峻介、木下堅司、柄本武尊
若いジプシーの娘:吉岡美佳
ドリアードの女王:西村真由美
3人のドリアード:吉川留衣、渡辺理恵、川島麻実子
4人のドリアード:森志織、福田ゆかり、村上美香、阪井麻美
キューピッド:佐伯知香

—第2幕—

ヴァリエーション1:高村順子
ヴァリエーション2:小出領子

協力:東京バレエ学校
指揮:アレクサンドル・ソトニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
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by kawaiicheeky2004 | 2008-08-24 10:53 | バレエ

The Show Must Go On〜BBL日本公演2008

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ベジャールの追悼講演。
BBLのバレエ・フォー・ライフを観ました。土曜日のマチネ。
Queenのボーカル、フレディ・マーキュリーと
不世出のダンサー、ジョルジュ・ドンの
おなじくエイズで亡くなった2人の
「照応」のようなものを感じ取ってつくられた作品。

エイズの死を悟ったフレディ・マーキュリーの最後のメッセージ
それでもショーは続いて行く、、、、が、
ベジャールを亡くしたバレエ団、BBLの
全ての団員のメッセージとしても受け取れて、
なんともいえない気持ちになった公演でした。

バレエ・フォー・ライフは
死についての作品であり、そしてまた陽気なスペクタクルでもある、
とベジャール自身が語っています。
副題は以下のようについています。

-司祭館の美しさはいささかも薄れず、
あのみずみずしさもまた同じ-

The Show Must Go On
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by kawaiicheeky2004 | 2008-06-16 00:29 | バレエ

Sylvie Guillem on Stage 2007 B program

今夜はBプロ鑑賞。

Aプロはいま一歩ギエムの素晴らしさを体感できなかった印象だったけど、
Bプロは、ほんとうに、ほんとうに、よかった。

マリファントのTWO、ぞくぞくするくらいの素晴らしさ。
たった一人で、「場を支配する」、ってどんな気持ちだろう。
バレリーナというよりも凄まじいカリスマの巫女みたい。
マリファントは音楽と照明の使い方もすごい。
PUSHは2回目を堪能、時間と重力を自由にあやつるような。
まるで昔のことをフィルムまきもどしで観ているような時間があったり、
時間の流れが蜜のように重たく感じたり、
とにかく、、、圧倒されてしまった。

椿姫もマチュアな魅力がいっぱいで、
ルリッシュとの相性も素晴らしく、素敵だけど。
でもギエムにはこういう「演技」の必要な演目はもう不要なのかも。

TWOのラスト、嵐のような拍手の直前に一瞬の沈黙、
「おお」という観客席のざわめき、こんなの初めて。
ギエムと同時代に生まれて、
彼女をライブで観ることができる幸運を堪能しました。

東京バレエ団の演目は、カルメンとキリアンのシンフォニーインD。
カルメンは、水香ちゃんがぜんぜん魔性の女性でもなにもなくて、
アニメのツンデレ姫ってかんじ。
殺される瞬間も、お腹が痛いみたいだった。。。。

シンフォニーインDは楽しいコミカルな演目。
特にじょうずに踊っているとも思わず、やや退屈していたところ、
男性ダンサーの怪我があり、驚いた。
2階席にいたのですが、「ぶちっ」という大きな音が響き渡って、
ほかのダンサーに抱えられて退場。アキレス腱かしら。靭帯?

ダンサーの怪我は心が痛いです。
おおごとでないといいんだけど。。。。
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by kawaiicheeky2004 | 2007-12-11 23:18 | バレエ

おお、「死」よ、老船長よ、

時は来た!

錨をあげよう!

——ーボードレール 「旅」

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晩年のモーリス・ベジャールが愛したボードレールの詩。

ギエムツアーの会場に飾られた
白い百合で飾られたベジャールの大きな写真、
鋭い、なにもかも見透すような視線です。

会場で追悼公演の予約を開始していたので、
チケットを申し込みました。
5月のベジャール・プロ、
「ギリシャの踊り」
「火の鳥」
「春の祭典」の三演目です。

ベジャールさんのご冥福を心からお祈りいたします。
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by kawaiicheeky2004 | 2007-12-10 00:11 | バレエ

Sylvie Guillem on Stage 2007 A program

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ひさかたぶりのバレエ鑑賞。
9月にボリショイとマリインスキーの合同ガラに行って以来。
ギエムのガラコンサートです。

今回は、本当に席がダメでした。C席しか取れなかったの。
わたしは、
とにかく天井桟敷でもいいので何回も何回もダンサーを観たい、
というコアなディープファンではなくて、
真ん中の前席で、思う存分
じっくりと観たいと思う鑑賞者なので、C席はつらい。
文化会館の3階席、4列、L側。遠かった!
そのせいなのか、全体としては熱狂的な空気は感じず、
会場も落ち着いた雰囲気だったような。
ギエムの出演時間が短かったせいかも。

<白鳥の湖第二幕より>
オデット:シルヴィ・ギエム
ジークフリート王子:ニコラ・ル・リッシュ
白鳥たち:佐伯知香・森志織・福田ゆかり・阪井麻美

ギエムの白鳥。映像で初めて見たときに、とても衝撃だったなぁ。
うっとりするような白鳥姫、ではないんだけど、
とっても新しくてかっこいい、鋼のようなシャープな白鳥で。
今回、はじめてライブでギエムの2幕の白鳥を観ました。
思っていたよりも、激しく感動はしなかった。
なんでだろう、、、、。
以前映像で観たときよりも、ギエムに似合っていなかった。
あまりにもつまみすぎて、短かったのも残念。
グランアダージォと、最後の幕切れの部分のみ。
一番好きなシーン、オデットが脚で水をはらう仕草をしながら
ゆっくりターンするところ、あのシーンがギエムで観られたのには感動。

<ステッピング・ストーンズ>
井脇幸江・小出領子・長谷川智佳子・奈良春夏
木村和夫・後藤晴雄・中島周・平野玲

キリアンの魅力に開眼したことが今回の収穫かも。
照明と、音楽と、ダンサーの肉体が織りなす異世界。
時間が止まったような、独特の空間を創りだすことができる。
酔うような感覚で、作品そのものを堪能しました。
ステッピングストーンズとは、
自分を終わりのない進展のほんの鎖と見なし、
同時に、自分に託された遺産を次の世代に引き継ぐ責任を負うという
思想を創作にしたもの。
キリアンが北オーストラリアのアボリジニの古老から聞いた
「ダンスは、わたしの父がわたしに教えてくれたものであり、
これを私は息子に伝え、受け継がなくてはならない」
という言葉に感銘を受けて創作されたと言われています。

<優しい嘘>
ギエム、ルリッシュ

これもキリアン。グレゴリオ聖歌の荘厳な響きの中で踊られる。
オルフェウスとエウリディーチェの神話に触発された振り付け。
これも何度か観たことのある作品ですが、
今回が一番感動しました。
やっぱりいまのギエムには、白鳥よりもキリアンが似合う。
鞭のようにぴしっとしなやかに鋭く動く腕と脚。
ルリッシュもかっこよかったなぁ。
でも、短すぎて。
あまりにも短くて、拍手が最初ならなかったというくらい。
もっとじっくり観たかったなぁ。

<Push>
ギエム、ラッセル・マリファント

マリファントの振り付けを、マリファント自身が踊るというもの。
これが今回の目玉というわけです。
ゆったりとした動き、ギエムらしい超絶テクニックはなくて、
アンディカウトンの繊細な音楽に乗せて、
男女2人の関係性をゆっくりと描きます。
とっても素敵、でも遠くて!見えない〜。。。。。
近くで観たらどれだけ、って思いつつ目をこらしました。
火曜日はBプロに行くのですが、
BプロはA席が取れているので、もうすこしじっくり観よう!

下の画像はお土産。
会場の売店をのぞくのがいつも楽しみ。。。。
椿姫のDVDと、ギエムのインタビューが掲載されたダンスマガジン、
三浦雅士さんのダンサーへのインタビュー本を購入。

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by kawaiicheeky2004 | 2007-12-09 22:12 | バレエ

もしかして?

英国バーミンガムロイヤルバレエのコッペリアの来日公演。

吉田都さんの日のコッペリア、
プラチナチケットになること確実な、人気の公演。
都さんのコッペリアはたぶん日本で初演となるはず。
「だめもと」で申し込みエントリーしてみました。
第一希望は謙虚にA席、第二希望にS席。

先週末から、「はずれハガキ」が届いている、、、って
おともだち情報があったので、毎日ドキドキしながら
ポストをのぞいているのですが、
今日までまだ来ない!!!

ってことは、当たった、ってこと!?

どきどきわくわくして、指で十字を切ってます。
ほんとうに、当たりますように!

追伸:
みなさんの応援のおかげさまで、無事チケットが取れました!
残念ながらS席はとれず、A席ですが♪
来年の1月、都さんのコッペリアです。
楽しみでわくわく〜!
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by kawaiicheeky2004 | 2007-09-06 22:59 | バレエ

Stars of the Russian Ballet〜ロシアバレエの絢爛

豪華な夏の夜。
ボリショイバレエ&マリインスキーバレエの合同公演を観てきました。
9月1日のソワレ。公演2日目。

ロシアバレエの神髄をたっぷりと堪能。
目が喜んでます、ってかんじ。
世界最高のバレエ団の、絢爛たるダンサーたちの競演。

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わたしの愛するパリオペラ座は、
コンテンポラリーのレパートリーの豊富さ、
そして究極まで洗練されたエレガンスが魅力。
でもやはり、こうしてロシアバレエと比較してみると、
古典を演じられるダンサーが少ないことがさみしい。
ボリショイ、マリインスキーのダンサーたちを観ると、
あらためてクラシックバレエのダンサーがどうあるべきか、
目が開かれるように思える。

ボリショイとマリインスキー、比較するような観方はしたくなくとも、
どうしても比べながら観てしまう。
わたしとしては、ボリショイに軍配をあげてしまった。
きらびやか、華やか。
「静」のマリインスキーも魅力だけど、ガラ公演では際立たない。

【ボリショイバレエ】
≪ばらの精≫
ニーナ・カプツォーワ&イワン・ワシーリエフ

なんともごっつい薔薇の精。
薔薇の精といえば、マラーホフがデフォルトのわたしにとっては、
薔薇の精っていうか、なんかサボテンの精ってかんじ。
ニーナはとっても柔らかくてきれい。

≪ライモンダ≫アダージョ
ネッリ・コバヒーゼ&アルテム・シュピレフスキー

なんとも美男美女のカップル。
ネッリ・コバヒーゼは綺麗だなぁ。こういう容姿のダンサー、好き。
マントをひるがえすアルテムもすてき。なんてハンサムなの。
揺るぎないテクニック、きらきらしたオーラ。

≪白鳥の湖 「黒鳥のパ・ド・ドゥ」≫
エカテリーナ・クリサノワ&ドミートリー・グダーノフ

うーん、ガラと思えない。お手本みたいな黒鳥!
妖しい表情、見事なテクニック。堂々とした悪魔の姫。
グダーノフは軸がまったくぶれないフェッテが見事。
足音が静かで柔らかい。
こういう安定感のあるノーブルは、オペラ座にはいない。。。。

≪スパルタクス≫
スヴェトラーナ・ルンキナ&ルスラン・スクヴォルツォフ

ルンキナすてき!ドラマチックなスパルタクス。
これ、ルグリの輝ける、、、のガラで若手のフルステーが踊ったのよね。
フルステーのきゃしゃな少女のようなフリーギアも好きだけど、
ルンキナの大人の女性の哀愁に満ちたフリーギアは素晴らしい。
スクゴルツォフの長い長い片手リフトに思わず感嘆のため息が。

≪ミドル・デュエット≫
ナターリヤ・オシポワ&アンドレイ・メルクーリエフ

こういうものを観ると、ちょっと安心(笑)
やっぱりオペラ座のコンテは素敵だと思うな。
ラトマンスキーの振り付けのコンテ、なんだかぐにゃぐにゃしていて
モダンな魅力が薄いの。古典との中間みたいで中途半端。

≪ドン・キホーテ≫
マリーヤ・アレクサンドロワ&セルゲイ・フィーリン

アレクサンドロワとフィーリンにブラヴォ!!!!
こんな素晴らしい豪華なドンキは生まれて初めて観ました。
品格と威厳に満ちた女王みたいなキトリ。
ノーブルで優雅なバジル。
アレクサンドロワの根の生えたようなバランス、
何秒1人で立つつもり!?って口があんぐり。
グランフェッテの見事さ、まったく危ういところがない。
フィーリンの長い足でこなす伸びやかなマネージュ。
いまが旬、油の乗り切ったダンサー2人のパドドゥは、
眼福ってこういうこと、って豪華さでした。

さてマリインスキーですが、もちろん
現代バレエ界の至宝、ロパートキナ様のパフォーマンスも
ありましたよ。眼をつぶるのももったいないような、
短く、そして永遠のような時間。

【マリインスキーバレエ】
≪病める薔薇≫※
ウリヤーナ・ロパートキナ&イワン・コズロフ

プリセツカヤからロパートキナに贈られたレパートリー。
プティの振り付け。
コズロフ、目立たなかったなぁ。
ロパートキナの表情豊かなアームスのうごきに見とれて、
ほかにはなにも眼に入らなかった。
ここだけテープだったんだけど、音質が悪くて残念。

≪瀕死の白鳥≫ ※
<フォーキン振付/サン=サーンス音楽>
ウリヤーナ・ロパートキナ

これを観るために今回の公演に行ったようなものです。
行ってよかったです。
なにも言うことはありません。
・・・・・泣いちゃった。

ほかのマリインスキーの演目ですが、うとうとしちゃって、、、、。
なので感想は割愛。
なんとなくお気に入りのコールサコフが観れて、よかった。

東京の夏は、バレエ愛好家にとってはたまりません。
オフシーズンの世界中のダンサーが集結するんだもの。
今年もたくさんのダンサーをガラで観ることができて、
幸福な夏でした。

わたしの夏も、この公演で終わりです。

ボリショイは来年冬に引っ越し公演、
マリインスキーは再来年に来日するそうです。
来年のボリショイ、ドンキと白鳥を必ず観よう、っていまから決めています。
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by kawaiicheeky2004 | 2007-09-01 23:31 | バレエ

ルグリと輝ける仲間たち2007【Bプログラム】

楽日の鑑賞。大盛り上がりで楽しい!
会場挙げてのスタンディングオベーション。
もちろんわたしも思いっきり拍手!!手が痛い。。。
幕が下りてから、カーテンの中からダンサーたちの「ブラヴォ!」と口笛が
聞こえてきて、笑ってしまった。
きらきらの金の紙吹雪やテープが降り注いで、
ルグリからのメッセージの天幕、
「みなさんの熱い声援に感謝します。またお会いしましょう!」
直筆&サイン入りが下がってきてお祭りみたい。

ベジャールの「さすらう若者の歌」、イレールとルグリのパドドゥ。
この2人、そしてルディエールは本物の芸術家で、
その他の若いダンサーたち(Bプロのほうがエトワールが少ない)との
大きな違いが際立ったBプログラムでした。

さすらう若者の歌。
こんな素晴らしいパフォーマンスは、バレエ鑑賞歴の中でも
はじめてかも。。。。。鳥肌がたちました。
イレールとルグリ、並ぶと「さすらうおじさん2人」でしたが、
彼らのダンサー人生がずっしりと感じられて、
一挙手、一投足から目が離せない。
「この時間が、終わらなければいいのに」と思いました。
ちょっとした足先、手の動きが美しい。
肩を動かすだけで、表現が伝わってくる。
バレエって、決して技術だけじゃない、
本当に深いもの、底が知れないと思いました。

ルディエールの「オネーギン」は、
ひとつも見逃さないようにオペラグラスで丁寧に観ました。
愛しているけれど別れなくてはいけないという
公爵夫人タチヤーナとオネーギンの苦悩を、
何度も観たルグリ&ルディエールの名演、
「ロミオとジュリエット」のお話のつづき、
恋愛の結末のように感じながら観てしまいました。
別れたくないと引き止める男性、
気持ちは引き裂かれながら別れを告げる女性。
ルグリも、ルディエールも、ダンサーとして
ともに長い道のりを歩んできて、
いま終わろうとしている2人のパートナーシップを
重ねながら鑑賞したりもして、、、どちらにしても涙。。。

ほかは、わたしはAプロのほうが気に入った演目が多かったかも。

「タランテラ」
萩尾モトのバレエの漫画に「フラワーフェスティバル」という
題名のものがあるけど、そのなかで主人公が踊っていた
タンバリンの踊り。ゴットシャルクの音楽に、バランシンの振り付け。 
アレグロの小気味よい速度、可愛い若い男女の踊り比べ。
「女の子に男の子がキスしようとして、女の子が振り払って逃げて、終わり!」
という漫画のセリフを思い浮かべながら楽しく鑑賞。
でも、ダンスそのものは「若いなぁ」ってかんじ。

「ダイヤモンド」
これもバランシン。去年の世界バレエフェスで
マラーホフとヴィシニョーワのを観ちゃったからなぁ。
ぜんぜん輝いていない若いダンサーたちのダイヤモンド。

「アベルはかつて。。」
これってカインとアベルの物語なのですね。
うーん。つまらなかった。

「牧神の午後」
あー、これは確かに牧神の午後! 日本初演。マランダン振り付け。
ちょっと変だけど、キュートさを感じるプロダクション。
牧神が若い動物みたい。可愛い。
ペッシュ、Aプロで華がないなんて言ってごめんなさい。
ペッシュのいたずらっぽい人柄が伝わってきました。

「ビフォアナイトフォール」
どうなんでしょうね。。。。退屈でした。
ここでは、アバニャートが一番目立っていてよかった。
(大柄だから?)
ほかはいまいち。

「ドニゼッティパドドゥ」
ルグリ先生の振り付けです。
マチューガニオとドロテのパドドゥで見応えじゅうぶん。
衣装が、まるっきりラヴァージみたい。
ラヴァージの、昔あったチョウチョのコレクションに似てる。
かなりの超絶技巧ばりばりで、フェッテで左右の軸を交互に
変えてみたり、「おおー」ってかんじでした。

ところで、、、、ここからは愚痴です。↓

今夜はお隣と目の前の席の方が
びっくりするほどお行儀が悪くて。。。。参りました。

お隣の方は、もともとカラダも大きい女性でしたが、
さらに空気で膨らませるクッションを持ってきて、
ふーふー膨らませている!?ってぎょっとしてたら、
その上に座り、さらにさらにサンバイザー?みたいな帽子をかぶっていた。
そして、、、、ぐいっと前に乗り出して、
音楽に合わせて、いちいち鼻歌&左右に揺れるの。
後ろの方はよく我慢したなぁと、感動。
周囲からも「後ろの人、全然見えないよね、、、」という声が。。。。

わたしの前の女性は、特殊な座り方をしてて、
10センチくらい座高が高かった。
ときどき普通に戻るので、「ただ背が高いんじゃない」
ことがわかるのですが。おかげで
1幕2幕ずっとわたしの視界のなかで、
舞台の真ん中にあたまがすっぽりはまっていました><
こんなの、本当に生まれてはじめてでした!
そして、3幕では、前の席にあごがつくのでは?
ってくらいずーっと前にのめった姿勢でした、、、、、。

観劇のマナーというのは大切だなぁと思いました。
わたしも気をつけなくては。
今夜は、上記の2人に気を取られて、
30%くらいは集中できませんでした。。。。残念でした。
辛口コメントが多いのは、このおふたりの責任です。
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by kawaiicheeky2004 | 2007-08-13 23:51 | バレエ

ランジェリーフリーク(最近さぼりぎみ)なusagiのブログです。綺麗なものに目がなくて、自然なものもすき。飼いねこバニラを溺愛しています。最近はカラダのお手入れに凝っています。
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