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新国立劇場「プティのコッペリア」鑑賞

楽しみにしていたラカッラのコッペリアです!
お気に入りのバレリーナ、ラカッラがスワニルダを演じます。
10頭身!?とも言われる小さな頭、情熱的な美しい顔、黒い髪、
ニュアンスのある長い首筋、しなやかで長い長い腕。
そしてなんといっても、バレリーナの理想ではないかと思われるほどの
芸術的なかたちの足。しなるような高い甲、反張した膝。
わたしがあんな足だったら、ランジェリーマニアではなくて
靴マニアになっていただろうな。。。。。
特に足が美しいラカッラは、「足フェチ」プティの
ミューズと言われています。

新国立劇場「プティのコッペリア」鑑賞_e0018777_16511155.jpg











今回のプロダクションは「プティのコッペリア」。
プティ自身が人形を相手に踊るシーンが有名です。
スワニルダに恋し、そっくりな人形に魂がこもることを願った
コッペリウスに焦点をあて、その哀しい片思いを、
おフランス風の洒落たニュアンスで描いています。

*キャスト*
スワニルダ:ルシア・ラカッラ(ミュンヘン・バレエ)
フランツ:シリル・ピエール(ミュンヘン・バレエ)
コッペリウス:ルイジ・ボニーノ
スワニルダの友人:遠藤睦子/さいとう美帆/西山裕子/
         寺島まゆみ/丸尾孝子/寺田亜沙子

感想、とにかくラカッラが素晴らしかった!
もう30歳を超えているというのに、あの可愛らしさはなに!?
白いふんわりした短いパフスリーブに
いちご色の刺繍の衣装。
コケティッシュで、キュートで、ちょっとつんと意地悪そう?で。
(なんとなく。友人たちを従えている姿とか。)
フランツがコッペリアに浮気している姿に、すねる姿も可愛い。
バレエももちろん完璧。
バランスが確かで、動きがしなやか。
マイムとダンスがしっくり融合していて、
旬なダンサー、ってこういうことを言うのかなと思いました。

公私ともにパートナーであるシリルピエールは、
ちょこっといまいちだったかな〜。
ジュテですぐ疲れてどたばたしてしまって。。。。
会場の拍手が非情で、ラカッラへの万雷の拍手、
ピエールにはしーんと静まり返ってしまったりして。
毎回これじゃ、きついだろうな~。
天才を縁の下で支えるパートナーシップ。。。。。
きつい、と言えば新国のコールドたちが、ラカッラと並ぶと
顔の大きさ、足の太さ短さが目立ってしまって、
大変なことになっていた。。。。どうしようもないけど、切ない!
その中でも、スワニルダの友人たち、新国のソリストたちが
とても素晴らしく、見ごたえがありました。
寺島さん、西山さんが、よく体が動いていて、
可愛らしくて素晴らしかった!

あーそれにしても、感想ってすぐ書かなくてはだめですね。
ずいぶん時間がたってしまったので、
細かい部分を失念してしまいました。

会場には、草刈民代さんとだんな様の姿が見えたそうです。
(わたしは見つけられなかったけど、友人がめざとく発見。)
牧阿佐美さんは自力で発見できました。
いつものように真っ赤なスーツ姿。

初台の劇場は、やっぱり見やすくて好きだな~。
今回の席は、右手だったので、上手セットは見切れてしまって残念でしたが、
前方だったので、ラカッラの美しい肢体を十分に鑑賞できました。
来月はいよいよ、ウヴァーロフとザハロワのドンキです。

そういえば、熊川哲也さんが十字靭帯損傷の大怪我とのことで、
とっても心配です。
十字靭帯といえば、千花ちゃんが怪我したとき、
鳥山先生が「まさか十字靭帯!?それなら、再起不能」とコメントしていた
あの十字靭帯ですよね。(漫画の話です。)
Kバレエ、チケット代が高価すぎて躊躇しつつも、
いつかは熊川さん・都さんの舞台を見たいと思っていました。
復帰したら必ず観にいこう、と思います。
一刻も早い快復をお祈りしています。

もうひとつバレエ話、
ルグリの夏のチケットが取れたのですが、
うえーーーってくらいの駄目席で、落ち込んでます。
S席なのに、2階の2列目。あうう。



by kawaiicheeky2004 | 2007-05-27 16:45 | バレエ

ランジェリーフリーク(最近さぼりぎみ)なusagiのブログです。綺麗なものに目がなくて、自然なものもすき。飼いねこバニラを溺愛しています。最近はカラダのお手入れに凝っています。
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